No.127

ニッシンコーポレーション 空港用ジャバラ

  • 第4回
  • ものづくり
  • 乗り物部門

大空へのゲートは尼崎で作られていた

飛行機に乗り込む時に必ず通る搭乗口のアコーディオン状のジャバラ。まさに空への玄関口ともいえる製品は、尼崎で作られている。関西国際空港をはじめ、北は千歳空港、南は那覇空港まで全国各地への納品実績を持つ。「1年中屋外に出ている製品なので、気候風土にあわせて耐久性のある素材を見極めるのが大事です」と業務課の飯野一さん。過酷な環境で使われることが多く、改良には苦心を重ねたため、社員ならば自社製品はすぐに見分けがつくという。N700系新幹線やニューヨーク地下鉄の空調ダクトも手掛ける。

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