No.156

ミツスガノプロショップ ドリラーの加工技術

  • 準グランプリ
  • 第5回
  • キャラ・人
  • ミクロ部門
準グランプリ

ボウラーを魅了するアメリカ仕込みの凄腕ドリラー

自分の手の大きさと指の太さにあわせて穴を開けるマイボウル。ボウリング好きなら、一度は手にしたい代物だろう。菅野光男さんは40年以上にわたって穴を開け続け、ボウリング人気を支えてきたドリラー。ボウリング好きが高じて19歳で単身渡米し、「ボウリングの魅了はドリルに凝縮されている」ことを発見した。普通のドリラーなら20分程度ですませる採寸と穴あけに最低でも1時間かける。求める軌道のイメージを聞き取り、投げ方を見てから取り掛かるからだ。さらに力の入る親指の穴を、指の断面形に加工するのがスガノ流。この技に惚れ込み、遠くは京都や岡山から通うボウラーもいるという。

現在は閉業しています。
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