No.212

カキウチ そば丼

  • 準グランプリ
  • 第8回
  • グルメ
  • 伝統の一皿部門
準グランプリ

大盛りご飯に焼きそばと半熟目玉焼き。市場生まれの幻のどんぶり

杭瀬中市場にあるお好み焼き店。買い物客でにぎわう昔ながらの市場にあるお店では、焼きそば200円、お好み焼き200円と実に庶民価格のメニューが並ぶ。お店を任されるのは3代目店長になる西谷晴美さん。愛想のよい女性たちが切り盛りするお店で、彼女らのまかない料理として生まれたのが、どんぶり飯に焼きそばが乗った「そば丼」だ。香ばしいソースが食欲をそそり、マヨネーズと紅ショウガが味を引き締める。親戚が卵屋をやっているから、との理由でぜいたくにも半熟卵を二つトッピング。これで350円。共働き家庭が多い杭瀬界隈の子供たちの「おふくろの味」でもある。

現在は閉店しています。
  • 660-0814 尼崎市杭瀬本町