No.231

てっぽう本店 尼づくし弁当

  • 第8回
  • グルメ

究極のメイドイン尼崎
地場産オンパレードのお弁当

仕出し弁当を手がける「てっぽう」山中潤一社長にある時、「尼崎を感じる弁当を作って欲しい」と、市内にある事務用品メーカーから相談が入った。「それなら!」とメイドイン尼崎をふんだんに取り入れた「尼づくし弁当」を思いつく。献立は瞬く間に出来上がった。なにせ、てっぽうは昭和23年、三和本通商店街の開店焼「日之出屋」として創業。尼崎のど真ん中で育ち、父親が築いた一大「てっぽう寿し」チェーンをわずか22歳で引き継いだサラブレッド。全16品の豪華弁当はメイドイン尼崎の細かい調達が必要で、「注文受けたら従業員に嫌われるんですわ」と苦笑いの山中さん。