No.98

加藤正文・綱本武雄 書籍「工場を歩く」

  • 第3回
  • ものづくり

緻密な取材で伝えるものづくりの底力

神戸新聞の加藤正文記者による文と、都市デザイナーの綱本武雄さんによるイラストのコンビで描いた兵庫県内55の工場のレポート。2003年から2005年まで神戸新聞紙上で続いた人気連載をまとめた。
いつも見かけるあの工場では何を作っているのだろう。日本のものづくりの底力とは―。外からはうかがい知れない現場の技術力や工夫、働く人たちの息づかいを、丹念な記事と緻密な線描画が伝えてくれる。尼崎からは、アマテイの釘、森永製菓のビスケット、マルカの湯たんぽなど6件が収録されている。