No.150

津軽三味線奏者・佐山千尋 天才三味線少女

  • 第5回
  • キャラ・人
  • ミクロ部門

尼崎で生まれ育った津軽三味線の天才少女

祖母が弾いていた津軽三味線に興味を持ったのは8歳の時。習い始めてすぐに頭角を表し、9歳で初舞台を踏む。「度胸が付くように」と母親の勧めもあって、阪神尼崎駅で路上ライブを敢行。「すごい小学生がいる」と話題になった。全国大会のジュニア部門で上位に入賞するようになる。少女の名は佐山千尋さん。師匠は、尼崎の津軽三味線ライブハウス「和楽」のオーナーで、全国大会を連覇したこともある竹田傑さん。「千尋の長所は素直さ。津軽弁を語るように弾ける」と表現する。幼い頃からプロに交じって演奏してきた天才少女は、2009年夏、ニューヨークのライブにも出演した。

  • 661-0035 尼崎市武庫之荘1-32-6