No.333

安藤鎔業 尼のマスク

  • 第12回
  • ものづくり

1ヶ月に600枚以上を売り上げる手づくり「尼のマスク」

新型コロナウイルス感染症でマスク不足が起こった2020年2月頃から手づくりの「尼のマスク」を販売。これまで趣味の範囲でマスク作りをしていた橋本佐和美さんが試作を重ね、フィルター(不織布)を出し入れできるポケット付きを考案。ずれないようにノーズフィッターと呼ばれる針金を入れるなど工夫が凝らされており、3月は600枚以上を販売した。当初は内側をガーゼにしていたが、夏になると冷感素材のメッシュの布に改良し、耳にかけるゴムも伸縮調整ができるものに変更。華やかな柄を取り入れたり、スポーツタイプを制作したりと、バラエティ豊かに展開している。