No.153
三菱電機先端技術総合研究所 高出力深紫外固体レーザー
ものづくりの未来を
切り拓く“光”の技術
「亜麻色の長い髪を~」というメロディーの楽譜を、乙女の髪の毛にレーザー穴で描いたのは、高出力深紫外固体レーザーによる微細加工技術だ。従来のレーザー加工は、穴が太い、真空でないと使えない、ガラスが切れない、出力が小さいなどの課題があったが、三菱電機と大阪大学の研究チームが、波長を変換する結晶の純度を極限まで高め、レーザー光を細かく絞り込み、それらの課題を克服した。1935年から続く三菱電機の先端技術総合研究所で数多くのものづくりの未来が切り拓かれているのだった。
※本開発の一部は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託を受けて実施しています。
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