No.168

鹿児島物産 つけあげ(さつまあげ)

  • 第6回
  • グルメ
  • 最強のアテ部門

おやつにおつまみに
故郷・薩摩直送のソウルフード

鹿児島、奄美出身者が多い尼崎に本社を構える鹿児島物産には、毎日串木野から生のつけあげが直送される。さつま揚げとも呼ばれるこの練り物は、白身魚をとうふや地酒で練りこんだ少し甘い味付けが特徴だ。食卓におかずとして並ぶことも多いが、薩摩っ子ならやっぱり酒のあて。しかも芋焼酎によくあう。「醤油やわさびをつけて食べる方もいます」と社長の田中俊一さんが鹿児島流の食べ方を教えてくれた。1968年に杭瀬にお店を開いた同社は、現在大阪や神戸に4店のチェーンを構える鹿児島の「総合商社」だ。