No.191

コテラ農園 トマト

  • 第7回
  • グルメ
  • 大きいもの部門

並んでも買いたい 農業青年が作るジャンボトマト

毎年、5月末からのシーズンは、浜田町にある住宅街の一角、ビニールハウスの建つ畑に長蛇の行列が現れる。お目当ては、真っ赤な完熟の採れたてトマトだ。代々続く農家に生まれた小寺清隆さんは、小学生の頃から農家になるのが夢だった。就農を機に手掛けたのは、かつて人手がなく辞めてしまったトマトだ。畑で完熟させてから収穫するため、スーパーに並ぶトマトより甘みが強く大ぶり。その美味しさは、尼のおばちゃんたちの口コミで、瞬く間に広まった。「あしたトマトの日やで」って、近くの銭湯でも専らの噂。「全国で『コテラのトマト』と名が通るくらいに」と、清隆さんの夢も大きく広がる。

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