No.240

尼崎スポーツの森 あまがさき健康の森

  • 第9回
  • エコロジー部門
  • スポット

自然と人が共生する
エコな工夫が光るスポーツ施設

尼崎の森中央緑地に2006年にオープンしたスポーツ健康増進施設。自然と人が共生する環境共生型のまちづくりをめざす「尼崎21世紀の森構想」の一環として作られた。トイレと植木への散水は、50mプール屋上の雨水をろ過して使用。25mプール屋上には819㎡のソーラーパネルを設置し、一般家庭14世帯の年間電気資料量に匹敵する47,500Kwh/年を発電。太陽熱集熱器を使用した温水プール、駐車場緑化などエコロジーな工夫が随所に光る。近畿でもトップクラスの年間43万人を集客するスポーツ施設は、プールは兵庫県の泳力を上げる一助の役割を果たし、冬季のアイスリンクは世界トップクラスの選手を生んでいる。