No.287
伝統野菜活用協議会(旧・尼藷の特産品開発協議会) 尼いものつるの炊いたん
江戸時代のさつまいも炊き込んだおいものごはん
尼崎の伝統野菜「尼いも」と、その茎の佃煮でつくったイモごはんのもと。天然だしのみでつくるいもご飯は、質素なイメージを覆す贅沢な一品だ。製造を担当する小倉屋居内の居内隆志社長は、品質のよい昆布を入手するため、毎年夏には北海道へ飛び収穫作業を手伝うほど。現在はだしの伝道師としてセミナーも多数開講している。江戸時代後半に栽培が始まり水害で一度は絶滅した幻のさつまいもを復活させたその味を、手軽に味わってもらえるように企画された新商品だ。まさに尼崎城があった頃にこのまちで作られていた、お殿様も食べたかもしれない味を再現した意欲作。
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