No.291

デライトラボ 尼崎城限定ボールペン&ペンスタンド溜息3秒

  • 第11回
  • ものづくり
  • 尼崎城みやげ部門

漆のように鈍く輝く和のハイテクボールペン

スタンドにペンを差し込むと、20ミクロンというすき間から空気がもれることでゆっくり収まるという「溜息三秒」の改良版。「ピアノブラック」の塗装を施した製品にCO2レーザー加工で尼崎城のマークを刻印し、下地の真鍮が黄金色に輝く製品が完成した現代の日本の切削加工と塗装の技で、漆をイメージさせる黒と大判小判をイメージさせる金色の2色で和のテイストを表現している。航空・宇宙産業に欠かせない油圧アクチュエーターを製造し、ボーイングとの取引もあるというゼロ精工から金指博文代表が独立して設立。製造技術が製品のアクションに直結するデザインは「機能美にあふれている」と特にドイツで高い人気を誇っている。