No.36

寶屋遊亀 神輿

  • 第1回
  • グルメ

神社にあやかり福を呼ぶ栗入りのどら焼き

ふっくらと柔らかな褐色の生地。大きな栗入りのどら焼きには「和菓子で人々を幸せに」という老舗和菓子店の思いが詰まっている。創業昭和3年、寶屋遊亀(たからやゆうき)のどら焼き「神輿(みこし)」。杭瀬熊野神社の秋祭りで福を授けながら地元を練り歩く神輿をイメージして、3代目の箕浦康之さんが考案した。厳選した小豆の粒あんで、甘さ控えめのあっさり風味。「すごい和菓子を作って尼崎のイメージを変えたい」とデパートやネットでの販売にも力を入れている。