No.97

東亜バルブ 原子力発電所のバルブ

  • 第3回
  • ものづくり

原子炉の守護神の電動式バルブ

万が一の事故発生時に、電気信号で全開または全閉して原子炉格納容器の安全を確保するバルブ。昭和42年の敦賀原発1号機に納入して以来、国内外の電気の安定供給を支えている。「漏れては困る」部品であるだけに、放射線の透過、超低温・高温下での気密試験等、幾多の試験を経てようやく製品として認められる。