No.162

マルサ商店 手作りベーコン

  • グランプリ
  • 第6回
  • グルメ
  • 最強のアテ部門
グランプリ

市場生まれの市場育ち
厚めに切って召し上がれ

三和市場の精肉店マルサ商店が製造するベーコンは、岩塩とスパイスのみを使って熟成させたブロック肉を、桜チップで燻した自然派の一品。開発のきっかけは2004年から4年にわたって実施された関西学院大学の学生との共同研究から。「店主の目利きで選んだ肉の旨味を最大限引き出したベーコンを食べたい」という提案を受けて「モノを仕入れて売るだけの商売に限界を感じていた」という店主の森谷さんが一念発起。試作当初は塩抜き加減がわからなかったが、常連客からの厳しい声に鍛えられて味が定まっていったという。地元のバーでもマルサのベーコンのあぶりが定番になるなどファンは増えている。