No.174

阪神電気鉄道 阪神なんば線

  • 第6回
  • あたらしもん部門
  • スポット

尼崎発の悲願達成 難波へ、奈良へ一直線

戦後間もない時期から、尼崎~梅田間の混雑緩和を目指して計画されるも、なかなか実現しなかった阪神西大阪線の延伸。ついに2009年3月、近鉄との相互乗り入れ運転を行う阪神なんば線として開通した。新線開通で新たに九条、ドーム前、桜川の3駅が新設され、尼崎から難波へ、さらには奈良まで乗り換えなしで結ばれた。これを機に新型車両1000系も登場。尼崎駅も起点駅として重要度が増し、乗り換え客で活気づく。なんば線ホームは、近鉄の快速急行の10両編成に対応するため、従来の120メートルより大幅に長い215メートルに。ここでは車両の連結と解放の作業も行われるため、尼崎駅は鉄ちゃんたちの熱い視線が集まっている。