No.195

高丸工業 産業用ロボットシステム

  • 第7回
  • ものづくり
  • 大きいもの部門

巨大ロボットに命を吹き込み
製造現場の“片腕”を作る

伸ばせば3メートルを超える巨大な腕は、500キロもの素材を持ち運ぶ。ポジショナーと呼ばれる機械は、“巨大なてのひら”。150トンもの物体を乗せ、あらゆる角度に傾ける。西長洲町にある高丸工業は、こうした巨大な産業用ロボットに命を吹き込むシステム設計で、製造現場をリードする。「日本のロボット産業は世界のトップ。メーカーも多いが、どのロボットがお客さまの現場にあうのかを考え導入する、いわばコンサルタント」と営業部の吉田博雄さんはいう。発電所のタービンや新幹線のフレーム、タンカーのパーツなど、スケールの大きな現場で活躍する“片腕”を生み出す。

現在は市外に移転しています。