No.209

串かつ専門店 あさひ 串かつ

  • 第8回
  • グルメ
  • 伝統の一皿部門

さっくりアツアツの隠し味は
創業時から継ぎ足し使う秘伝の油

1946年に建家町で創業した老舗「あさひ」。当初は海老フライやビフカツを出す洋食屋だったが、いつのまにか串かつ専門店になった。海老、牛肉、カキ、タコなど10種類ほどだったメニューは時代とともに増え、現在は30種類以上に。ソースも漬け込み型から具材によって2種類から選べるようになった。ブレンドした油で揚げる濃厚な味わいが特徴で、創業当時から継ぎ足しながら使う揚げ油は、他ではできない味に深みを与えている。「いつも油を汚さないように気をつかっています」という店主の竹内茂さん。おいしい串かつの条件は、粉と揚げ方、油の3つがあっていることだという。