No.52

立花商店街振興組合 立花三種の神器

  • 第2回
  • ものづくり

商店街で作ってしまった三種の神器

「勾玉」「鏡」「剣」の三種の神器を、おみやげ物としてユニークに復活をさせた商店街が立花にある。おまんじゅうの玉依姫、立杭焼きの銅剣と三角縁神獣鏡—立花商店街の商店主らと学生まちづくりグループのHappy Actionが協力して製作した。商店街近くの水堂須佐男神社で出土した鏡や剣をきっかけに生まれたこのアイデア。陶芸家・市野雅彦先生の指導を受けて作った立杭焼きの剣と鏡は、養護学校の生徒が作った。勾玉をイメージさせる「玉依姫」と名づけられたおまんじゅうは園田女子大学の学生のアイデアで地元の和菓子屋が作った。地元の子ども会や水堂須佐男神社の協力も寄せられた、商店街と地域の夢のコラボレーションである。

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